手作り味噌を通販のざわ - 【味噌の話(16)】味噌汁の具にも気配りを

味噌の話

手作り味噌

味噌汁の具にも気配りを

味噌汁の塩分をさらに少なくしたい時は、だしをしっかり取ることをおすすめします。

だしの成分である旨味は、塩分の取りすぎを防いでくれるという実験結果が知られています。

また、具には、体内の余分な塩分を排出する働きをもつ食物繊維が豊富なわかめ、ひじき、ごぼうなどや、カリウムを多く含むイモ類を選んでください。

これに不足しがちなカルシウムを多く含んだ緑黄色野菜や小魚も加えると良いでしょう。

さらに、タンパク質として最も栄養価の高い卵も良い具と言えます。低タンパクの食事を続けていると、味蕾（舌にある、味を感じるセンサー）の塩辛さに対する感度が鈍くなり、より濃度の高い塩味を好むようになります。

このように具を工夫することで、さらに塩分を減らした体に良い味噌汁ができます。
だしのきいた、具がたっぷり入った味噌汁を、各家庭で工夫して楽しみましょう。

**食品中のナトリウム量とカリウム量（100g中）**
分類	品名	ナトリウム（mg）	カリウム（mg）
芋類	里芋サツマ芋ジャガ芋	1 13 2	610 460 450
豆類	大豆豆味噌赤色辛味噌豆腐（絹ごし）緑豆モヤシ生揚げ豆腐（もめん）	1 4300 5100 4 3 3 3	1900 930 440 140 130 120 85
野菜類	パセリホウレン草春菊ハスニンジンゴボウ大根（根）白菜ナスキャベツネギ玉ネギ	14 21 50 28 26 6 14 5 1 6 1 2	810 740 610 470 400 330 240 230 220 210 180 160
海藻類	ヒジキ（乾）ワカメ（生）	1400 610	4400 730
キノコ類	エノキダケヒラタケシメジナメコ	4 2 9 6	360 360 300 90